- 2025年6月10日
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豊かな文化遺産を持つミャンマーでは、一年を通して活気に満ちた様々な伝統的な祭りが開催され、それぞれに独自な習慣や祝賀行事があります。これらのお祭りは、ミャンマーの多様なコミュニティや宗教的な伝統、特に仏教を反映しており、多くのお祭りに大きな影響を与えています。
タディンユット祭(光のお祭り)
ミャンマーの灯明祭としても知られるタディンユット祭は、ビルマの太陰暦タディンユット月の満月の日に開催されます。タディンユット祭は、ティンジャン祭(新年の水かけ祭り)に次いでミャンマーで2番目に盛大な祭りです。タディンユット祭は、釈迦が天界に生まれ変わった母親であるマーヤーさんに阿毘達磨(アビダルマ)を説いた後、天界から降り立ったことを祝う祭りです。パゴダや道や建物に色とりどりのライト、キャンドル、ランタンで照らされ、お祭りの雰囲気を醸し出します。花火はタディンユットのお祭りで人気のイベントで、活気がある雰囲気を盛り上げます。若者は年長者に敬意を表すこととして拝んで、年長者から祝福や小遣いを受け取る習慣もあります。



※画像はこちらからお借りしてます。 https://sanaure.wordpress.com/2020/10/22/coming-thadingyut-festival/
タザウンダイン祭(ランタン祭り)
タザウンダイン祭は、仏陀は天界にいる母親の生まれ変わりの霊に訪問したから戻った日を記念してミャンマーの人々が色とりどりのランタンを飛ばす行事です。タザウンダイン祭は、通常ミャンマーのシャン州で大いに開催されます。タザウンダイン祭はミャンマーの祝日の一日で、ビルマ暦の8番目の月である満月の日に行われ、雨季の終わりを告げます。現在、タザウンダイン祭は飛ばすランタンの競争です。午後と夜にイベントが開催されます。日中は、動物や神話上の生き物の形をしたランタンが飛ばされ、夜には花火が打ち上げられ、美しいランタンが夜空に飛ばされます。




※画像はこちらからお借りしてます。 https://store.sonetwetthi.com/blog/2024/11/15/103000
チャウセ象踊り祭り
チャウセというのは象踊り祭りが開催される町の名前です。この祭りはバガンの時代から毎年祝われており、ミャンマーを訪れる外国人観光客の増加に伴い人気が高まっています。二人の男性がリズムに合わせて踊る、見事なパフォーマンスです。竹と紙で作られた巨大な象の像の中に、男性たちが立ち、ドバットと太鼓の音に合わせて町中を回って踊ります。



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カソン祭り
「ティンジャン」の次1ヶ月後に行われるもう一つの水にまつわる行事が、カソン祭です。仏陀の誕生、悟り、入滅を祝うお祭りです。ミャンマー暦ではカソン月の満月の日(イギリス暦では5月初旬)に行われます。カソン祭は、ミャンマーの人々の宗教生活において最も重要な祭りの一つとされています。この時期、すべての池、湖、小川の水位は最も低くなり、昼の長さが夜の長さよりも長くなります。ミャンマーの仏教徒、老若男女がパゴダに集まり、菩提樹への水掛け儀式に参加します。菩提樹は、仏陀がその木の下で悟りを開いたとされる聖なるガジュマルの木です。カソン祭は最も暑い季節の真っ只中に行われるため、ミャンマーの人々は水瓶を持ち、菩提樹が干ばつで枯れないように水を注ぎます。



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【レポーター BABY】